筆録
 
2005年
 
 
 
風の影響を受ける北前船は、現在の糸崎沖から尾道の寺々の灯りをめざして入港してきました。海岸沿いには多くの常夜灯があり、その常夜灯はそれぞれのお寺へと続いていたと思われます。この度、「尾道古寺めぐり寺宝展・灯りまつり」実行委員会の主催により、尾道が誇れる財産の整理・調査・掘り起こし・磨きをかけることを主旨として、海岸沿いからお寺へと灯されていた常夜灯を再現するべく「第2回尾道灯りまつり」が行われました。
奉納ぼんぼり
10月1日(土)
18:00〜21:00
 
11月5日(土)
18:00〜21:00
   
(タイトル写真提供:大井啓嗣)
 
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とき
平成17年11月6日(日)
午前9時〜午後3時(受付)
特別奉納式 午前8時半開式
ところ
大興山 済法寺
主催
不遷会
後援
尾道市・尾道市教育委員会・尾道商工会議所

祝辞

尾道市長 亀田良一
昨年に続き、第2回「げんこつ茶会」の開催を祝し、心からお慶び申し上げます。
既に皆様ご承知の通り、茶道は織豊時代の茶人である千利休により作法が整えられ、茶室の建築と相俟って江戸期には急速に発達した我が国の代表的文化であろうと存じます。
こうした茶道文化の伝承は、尾道においては豪商がその中心的役割を担い、寺院においても積極的に受け入れられ、現在に伝承されています。
この度のお茶会は、禅園幽玄聖地の世界を基盤とする場である濟法寺で開催されますが、単に主催者・参加者の交流にとどまらず、広く市民の方々や茶道を愛する団体との交流の場であるとともに、傑僧『物外不遷和尚』様ゆかりの品々や多くの文化財公開を通じて、歴代住職様、当寺由縁の豪商各家が顕彰される場であると、認識しています。
本日の茶会が末永く継続され一層のご発展を祈念し、祝辞といたします。

ごあいさつ

不遷会会長 金丸巧
謹啓 皆々様には益々ご清栄の事とお慶び申し上げます。
さて、この度は第二回げんこつ茶会の開催の運びとなりました。昨年第一回茶会には尾道市をはじめ多くの皆様のご協力のおかげで盛大に、また有意義な茶会にさせて頂き、大変感謝いたしております。本年も皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。
げんこつ茶会では、濟法寺第九世の物外不遷大和尚のご遺徳を偲び、地域文化に少しでも貢献したいと考えております。このため私達不遷会は茶道を通して地域の皆様との親睦と地域文化の交流に寄與したいと思っております。
御承知のように、げんこつ和尚は文武両道にもすぐれて居られますので、今回は特に和尚が創始され、今日まで、伝統ある古武術、不遷流武術の基本を奉納して頂くことになりました。
この度の茶会も物外和尚の精神を生かしてささやかではありますが健実な茶会にいたしたいと考えています。どうか、この点をご理解下さいまして、お気軽にご参会下さいますようお願い申し上げます。

不遷会について

第一条
本会は不遷会とする。
第二条
1.
物外不遷和尚の遺徳を偲び地域の文化財及びその環境の認識を高め地域文化のため貢献するものとする。
2.
茶道及び文化行事を通じて地域文化の向上に寄与するものとする
茶会・入会のお問い合わせは
不遷会事務局
〒729-0141
広島県尾道市高須町791-11
(有)越中屋内
Tel・Fax兼用(0848)46-0353

 
 
 
 
 
 
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