
ジョカンの法輪は金銅をうち出してデザインしてある。
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話:羅薩(ラサ)地区ガイド曽麗容
ジョカンは、羅薩(ラサ)の旧市街地区の中心にある7世紀中期に創建された吐蕃時代の寺院で、正確には、本殿である「ジョカン寺」とその周囲を取り囲む「トゥルナン寺」から構成されており、ジョカンはその通称です。その創建には次のような伝説が残されています。吐蕃の名君「ソンツェン・ガムポ王」は羅薩(ラサ)に遷都し、チベットの統一を成し遂げました。やがて強大になった吐蕃は唐に婚姻をせまり、唐の皇族の「文成公主」を迎え入れることとなりました。彼女は羅薩(ラサ)に到着すると、持参し
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